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2019.06.20 シロアリ

シロアリはゴキブリの仲間!蟻ではない知られざる生態!

シロアリって、「白いアリでしょ?」と思っていませんか?いえいえ、シロアリはそんなに単純な生き物ではありません。知れば知るほどに面白く興味深い生き物なのです。また、一方では「家屋害虫」としても側面から、「悪い生き物だ!」と思われている方もいるかもしれません。このページでは、そんな貴方にぜひとも知っていただきたい、とっておきのシロアリの秘密をご紹介します。

 

シロアリはゴキブリ?

蟻じゃないの?と思ったあなた。シロアリはゴキブリの仲間です。シロアリの「シロ」は「白」、「アリ」は「蟻」なのは紛れもない事実ですが、シロアリはゴキブリに近い生き物なのです。

確かに、「アリ」と「シロアリ」は色は違いますが大きさは似たような生き物です。ですが、シロアリとアリをよく見ると、姿かたちが全く異なるのがお分かりいただけるはずです。
 

シロアリとアリの働き蟻

 
こうして見ると、シロアリは白くて小さな翅のないゴキブリに見えてきませんか?
 
ところで、ゴキブリというと不潔なイメージがありますよね。それに素早い動きが気持ち悪い…。という方も多いのではないでしょうか。ですが、シロアリは不潔な生き物ではありません。それに動きも遅く、ゴキブリの仲間とは思えないほどです。
 
では、どこがゴキブリに近縁なのかというと、それは太古の昔、3億年も前にさかのぼります。シロアリが誕生したのは約3億年も前、ゴキブリの「キゴキブリ」から分化したと言われています。キゴキブリは私たちが普段見かけるようなゴキブリとは異なり、枯れ木を食べるゴキブリです。そこから独自に進化を遂げたのが現在の「シロアリ」なのです。
 
私たちのゴキブリのイメージは「腐敗した」ものを食べる昆虫だと思います。そこにシロアリの食性を照らし合わせると「死んだ」樹木を食べる昆虫ですよね。食べる対象は異なりますが、「役目を終えたモノを分解する」と捉えると、ゴキブリもシロアリも同じことをしているのです。
 

なぜシロアリは「蟻」の名前をもらったのか。

ここで、疑問になるのが、ゴキブリに近縁のシロアリは何故、「シロゴキブリ」ではなく、「シロアリ」という名前が付いているのでしょうか。
ここでの説明は省きますが、シロアリとアリは全く異なる食性、特徴、生活環をします。なのにアリというからには、大きな類似点があるからなのです。

「大きさが似ているからでしょ!」と思ったあなたは、半分正解です。でも、もっと大きな類似点があります。それは、「社会性昆虫」である点です。
 

アリもシロアリも社会性昆虫?

「働き蟻」って言葉は誰でも知っていますよね。普段、道端で見かけるアリは働き蟻ってことも皆さんご存知だと思います。
 
アリは女王アリを中心に、働きアリや兵隊アリなどが一つの家族(コロニー)をつくります。生殖を行うのは中心の女王アリだけで、それ以外は育児をしたり、エサを運んだり、巣を防衛したりと、それぞれの役割が与えられています。このように生殖階級を中心に社会生活をおこなうのは、アリやハチがよく知られていますが、実はシロアリも同じ社会性昆虫なのです。
 

シロアリの社会性

 
シロアリの社会性はアリのそれによく似ています。生殖階級である女王と王を中心に、働きアリが育児やエサ運び、兵アリは防衛などの役割を行います。幼虫の成長過程などまで含めると異なる部分もありますが、社会生活の構造や仕組みはアリとシロアリでほとんど同じなのです。起源はまったく異なる昆虫ですが、大きさといい、社会性といい、これ程までに似ていることはとても不思議ですよね。
 
紛れもなく、この「社会性」こそがシロアリとアリを「蟻」という言葉で結びつけているのです。

 

シロアリはどこにいる?

シロアリって言葉は聞くけど、見かけることってほとんど無いと思います。身近に居ないなら私たちとは関係ないかなって思うかもしれません。が、よく考えてみると、シロアリは害虫ってイメージをお持ちではないですか?「建物を食い荒らす害虫」こそが、私たちのシロアリから連想するイメージだと思います。
 
ということは、「住宅に暮らす私たちの身近に普通にシロアリは生息している」というのが正しい捉え方です。それでも、普段は見かけることが無いですから、あまり気にかけることの無いのが実際のところだと思います。では、普段シロアリはどこにいるのでしょうか。
 
シロアリの生息環境
 
実はシロアリは私たちが暮らす住宅の下、土の中で暮らしています。太陽の光の届かない、暗く湿った土の中を移動し、エサとなる「死んだ樹木」を探し求め動き回っているのです。シロアリは当たり前ですが「白色」ですよね。光の当たらない土や樹木の中で暮らす生き物、例えばカブトムシの幼虫も白色です。深海の生物も「白色」ですよね。それと同じように、シロアリの色が白いのは、地上に姿を表さない地中性の生き物である紛れもない証拠なのです。

 

建物に侵入すると害虫。自然界では益虫。

光の当たらない地中を動きまわり、運良く「死んだ樹木」を探し当てたシロアリは、それをエサとし土に還します。役目を終えた有機物を分解する姿は紛れもなく自然界に無くてはならない益虫としての姿です。特に樹木の成分である「セルロース」などをエサとし分解できる昆虫はほとんどいないため地球全体で見ても重要な生き物なのです。
 

シロアリ

 
しかし、たまたまシロアリが見つけた「死んだ樹木」が、私たちの住む住宅の柱だったらどうでしょうか。住宅はみるみるダメージを受け、最悪の場合、大地震での建物の倒壊の原因の一つになってしまうかもしれません。このとき、シロアリは私たちがイメージする「建物を食い荒らす害虫」となってしまうのです。
 

シロアリ被害

 
皮肉な話ですが、普段シロアリが生活している中で行われている大切な役割は全くと言っていいほど知られていません。私たち人間の普段の暮らしの中で、シロアリと繋がる部分がほとんど無いのですから当たり前だとは思います。「私たちの暮らしの中でシロアリと繋がる=家の中の木材が食べられている害虫としてのシロアリの姿」というのはあまりにも悲しい姿です。

 

だから私たちの家はシロアリ予防が大切なのです。

当社が行っているのは「シロアリ防除」です。それは、シロアリ駆除であり、シロアリ予防です。創業当初より、「シロアリに喰われて泣くよりまず予防」をキャッチフレーズにシロアリ予防工事を推進してきたのは、シロアリが益虫であることを知っているからです。
 
もちろん、家の柱を食べられていたら私たちの命に関わる可能性がありますから、シロアリ駆除はしなければなりません。ですが、そのシロアリを予め家に入らないように予防しておけば、害虫としてのシロアリを見ることがなくなりますし、家も守られます。
 
とはいえ、なかなか身近に感じることができないのが「シロアリ」と「シロアリ被害」です。ですが、ここまでお話したことを改めて振り返ると、「シロアリは人の目につかないところから家に侵入し、いつの間にか家の柱や土台を食い荒らしている」という現実をご理解いただけたと思います。シロアリについて他人事と捉えることなく、「自然界でのシロアリの大切な役割」と「住宅の害虫としてのシロアリ」、この2つの側面を照らし合わせつつ、私たちの住宅のシロアリ予防を考えてみてはいかがでしょうか。
 

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