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2017.01.11 シロアリ対策に

関東エリア版:羽アリを発見したら取るべき行動まとめ

 

大量の羽アリを見つけると、「シロアリだ!」と不安になり、パニックを起こされるお客様がたくさんいると思います。

しかし、一番最初に大切なのは落ち着くことです。羽アリが出ているからと言って、すぐに建物が倒壊するような事態になることは滅多にありませんし、一日二日で被害が急激に進行することもありません。

 

まず最初に何を確認すればいいのか、応急処置はどうすればいいのかなど、実際に羽アリが出た時に取るべき行動をまとめました。

 

 

 

 


 

■関東エリア編:羽アリ発生時の対応チャート

 

発生時の対応の流れを図にまとめました。以下に詳しく説明していきます。

関東エリア版:羽アリが出た時の対応簡易チャート
(大きいサイズを別ウィンドウで開く)

 


【①羽アリの特徴はどっち?】

羽アリには大きく分けて「クロアリの羽アリ」と「シロアリの羽アリ」がいます。

これらを見分けるには「羽アリの発生した時期」と「羽アリの体形」を確認するのが1番です。

下記の表では羽アリを見分ける際に注意したい点をまとめました。

 

シロアリ クロアリの仲間
画像  シロアリの羽アリ クロアリの羽アリ
発生時期の目安 ヤマトシロアリ:4月中旬~5月
イエシロアリ:6月~7月
5月~11月に複数の種類が入れ替わりに発生
胴体 くびれがない くびれがあり、頭部・胸部・腹部に分かれる
翅の形 前後の翅の大きさがほとんど同じ 頭に近いほうの翅が長く、お尻に近い翅は短い
その他 翅が取れやすい 翅は引っぱらないと取れない

 

※種類によって、発生時期・体形に違いがあります。

 

また、シロアリの羽アリは羽がすぐに取れやすい構造をしており、半透明の羽だけが地面にバラバラと散らばっているという状態がよく見られます。こういった状態はクロアリの羽アリではあまりみられません。

シロアリの羽アリの羽写真

 

クロアリはシロアリとは生態が全く異なる昆虫で、山林に生息するごく一部の種類を除いて建物に被害を与えることはありません。

 

シロアリかクロアリの羽アリかよくわからない場合は、何匹か捕まえて容器などに入れておいて、後ほど専門業者を呼んだ際にそれを見せれば鑑定してくれます。

 


【②羽アリの発生した時期は?】

関東エリアに主に生息するヤマトシロアリの場合は4月中旬~5月、神奈川以南を主な活動エリアとするイエシロアリは、6月~7月のごく僅かな期間に一斉に羽アリを発生させます。夏の蒸し暑い時期になってからや、肌寒くなる秋口に発生する羽アリは、そのほとんどが建物に害を与えない、クロアリのなかまの羽アリです。

 

ただし、外来種のアメリカカンザイシロアリの羽アリは、時期が一定せず秋口にも発生することがあります。

 


【③顆粒状の粒が室内に見られる?】

アメリカカンザイシロアリの糞画像

アメリカカンザイシロアリの糞

前述のアメリカカンザイシロアリは、関東では市町村単位のごく一部のエリアで局地的に被害が見られる、特別なシロアリです。

その特徴は、顆粒状の特徴的な糞を排出することです。このような糞が屋内で見られる場合、お住まいのエリアによっては、アメリカカンザイシロアリの被害を受けている疑いがありますので当社までご相談ください。

 


【④羽アリが出た場所は?】

シロアリは北海道の一部を除いた、日本全国に生息しています。それは土地柄に関係なく、たとえ周りを高層ビルに囲まれた地域でもシロアリの被害が見られます。

 

ですので、シロアリ対策をしていないお庭や公園で、シロアリの羽アリが発生するのはとても自然なことです。

しかし、室内から発生する場合は床下の木材が被害を受けている可能性があるので注意が必要です。

 


【⑤過去5年以内にシロアリの工事をしてる?】

お住まいの外でシロアリの羽アリが発生している場合、建物自体がシロアリから守られているかどうかが重要になります。

 

関東エリアで被害の多いヤマトシロアリ・イエシロアリの羽アリは、カップルが成立した後に一度土の中に潜り、床下から建物に侵入してきます。その床下にあらかじめシロアリ予防対策がなされていれば、シロアリは建物に入ることができず被害を与えることもありません。

 

ただ、薬剤の効果は通常5年間で消失するものが多いので、予防対策をしてから5年以上経っている場合や、そもそも予防対策をしていない・しているかわからないお住まいは、シロアリの被害に遭っていないかどうか、一度床下のチェックをおすすめいたします。

 


【羽アリが出ている時の応急処置方法】

やってしまいがちなのは、出ている羽アリに向かって殺虫剤を吹きかけてしまうことです。市販の殺虫剤の多くには、虫が嫌がり、避ける成分が入っています。そのため発生場所で生き残ったシロアリは建物の至る所に逃げて分散し、別な場所から羽アリが出はじめたり、その後の完全な駆除が困難になってしまいます。

 

殺虫剤を使わない応急処置方法としては、掃除機やビニール袋を使う方法があります。

 

【1】掃除機で羽アリを吸いこんでしまう方法:

シロアリはとても弱い生き物です。そのため、羽アリは吸いこまれるときの圧力で死んでしまいます。

 

【2】ビニール袋を使う方法:

ドア枠や框等、発生場所を覆うようにビニール袋をかぶせて、中に羽アリが溜まるようにします。ある程度たまったら口を結んで捨てて、また新しいビニール袋をかぶせます。

 


 

【何故羽アリを飛ばすのか】

シロアリの羽アリは正確には「有翅虫」といわれ、巣のなかのシロアリが多くなりすぎて維持が難しくなったときや、巣に危険がおよんだ場合に発生します。風に乗って遠くに移動して新しい巣を作ることで分布を拡大していくのです。そのため、羽アリが出る場合は、それなりに大きい巣ができている可能性があり、けして小さくない被害が発生しているおそれがあります。
 

 

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